皆様、こんにちは。ヤマキシ川北店で住宅設備を担当している三井と申します。
今回の工事は突然壊れてしまったボイラーの交換工事です。
この時期は本当にボイラーの故障が多い時期です。今回もその一つで、「急にボイラーが故障してしまった、家電量販店を回ったが、どこも品が無く急な対応はできないと言われた。長い期間お湯が使えないのはとても困る、何とか数日のうちに対応できないか。」というものでした。

今回はたまたま自分の予定が空いており、幸い品物もあったので、数日のうちに対応することが出来ました。
ボイラーやエコキュートは突然壊れることもあります。春や秋口などの気温の穏やかな時期ならば、多少交換に時間がかかっても不便は少ないですが、暑い夏にお風呂に入れない、寒い冬にお湯が使えない。これはとっても困りますよね。
そこで我々は、調子が悪いな、ボイラーも古くなってきたと感じたら、一度ボイラー交換のお見積りをご依頼されることをお勧めします。
冬や秋口はボイラーが壊れやすい時期です。ご自宅のボイラーが壊れてしまったとなれば、同じようにほかのご家庭でもボイラーが壊れるのは自明です。
当然、在庫のボイラー・エコキュートは早いもの順に売れてしまいます。
「まだ大丈夫、この冬は越せるはず。」そう思っていたら急に壊れてしまった、お店を回ってもどこも品切れ、ボイラーが入荷するのは数か月後、その間お湯が使えないのは絶望的と言えます。
特に今は、コロナの影響でボイラーもエコキュートも全国的に品薄です。
お早目の交換をおすすめいたします。

今回使用したボイラーはノーリツ製給湯専用セミ貯湯ボイラーです。
商品の特徴として、ボイラー内部に水をためてお湯に変えるので、直圧式(水道の圧力をそのまま給湯に利用する)に比べ、シャワーの勢いは弱いですが、貯湯式はタンクの中にお湯をためるので、お湯を出したり止めたりしても、温度変化が少ないというメリットがあります。

また、前回のボイラーの配管(給湯管と給水管)にはなぜかビニールを巻き付けて保温してありました、見栄えが悪い上に、保温機能も期待できません。もし今年の冬が豪雪となれば、配管の凍結による破損も考えられました。(水が凍結することにより、体積が増え、配管を圧迫し配管に亀裂が入る)
当然、ビニールが巻かれていた部分には、新しい保温パイプを巻き、凍結の予防を行いました。

川北店住宅設備責任者であり私の上司でもある池田主任は常々私にこう言いました。「保温パイプは綺麗に巻け、巻けていればいいと考えるな、細部まで見た目にこだわるんだ、保温パイプの乱れは心の乱れだ。」
「次に工事をするときや、メンテナンスするときのことを考えろ、どうすれば故障を少なくできるか、どうすれば次の工事がスムーズになるか。」「時間がないからと言って手は抜かない、保温一つにもこだわりを持ってしなさい。」
これらの薫陶を生かし、自分の中で最大限、保温を綺麗に巻きました。まだまだベテランの方に比べればつたないですが、よりきれいに、より早く工事できるよう努めてまいります。

リフォームをお考えの皆様、ぜひ一度ヤマキシに足をお運びください。従業員一同心よりお待ちしております。