こどもみらい住宅支援事業スタート!
いよいよ、リフォームに対する補助金支援制度が始まります!
支援の名前は、「こどもみらい住宅支援事業」です!
こどもみらい住宅支援事業とはどんな支援?!
こどもみらい支援事業の公式ホームページにはこのように表示されています。
こどもみらい住宅支援事業は、子育て支援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、子育て世帯や若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、子育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。
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なんだか聞いたことない難しい言葉が並んでいるのでわかりにくいですよね( ;∀;)
まず、
2050年カーボンニュートラルの実現
とは、何のことでしょう?新聞を読んでいる方、いつもニュースを観てらっしゃる方ならもちろん知っている話題かとは思います。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
つまり、温室効果ガスの排出量の削減をします!という事です。
世界の平均気温は2017年時点で、工業化以前(1850~1900年)と比べ、既に約1℃上昇したことが示されています。そのせいで、とは結論付けはできませんが、近年、国内外で様々な気象災害が発生しているのは皆様もご存知かと思います。
日本でもこのままの状況が続けば、更なる気温上昇が予測され、農林水産業、水資源、自然生態系、自然災害、健康、産業・経済活動等への影響が出ると指摘されています。
そこで環境省が、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、と宣言しました。
温室効果ガスとは?
温室効果ガスとは、大気中に含まれる二酸化炭素やメタンなどのガスの総称のことです。
じつは、日本が排出する温室効果ガスのうち約9割がCO2であり、CO2の排出量の約4割が電力部門、残りの約6割が産業や運輸、家庭などの非電力部門からの排出となっています。
温室効果ガスが増えすぎると、地球から逃げていくはずの熱が放出されずに地表に溜まりすぎてしまい、気温が上昇します。
極端な例を挙げると、たとえば気温が高くなることで蚊の生息域が広がり、それによりマラリア熱などの感染症にかかる人が増えてしまう可能性もあるのです。
ちなみにCO2は二酸化炭素のことです!
二酸化炭素が多くなっている主な原因は、石炭や石油など化石燃料の燃焼によるものです。
全国地球温暖化防止活動推進センターによると、2019年度に家庭から出された二酸化炭素の割合は、
- 電気:45.1%
- ガソリン:25.1%
- ガス:14.1%
つまり家庭の二酸化炭素排出量を削減する際には、上記3つの使い方を見直すことが効果的ですが、例えば電気の使用による温室効果ガスの排出量を減らすためには、やはり節電を意識することが大切です。
ガスを使用するお風呂とガスコンロなども、使用頻度を見直し、量を節約する工夫が必要です。
国民一人ひとりが衣食住を見直す際に、政府が「国民の皆さんがエネルギー資源を節約して工夫して暮らせるように」と、子育て世帯や若者夫婦世帯の新築住宅の取得・住宅の省エネ改修等に対して補助を交付することにしたのが、「こどもみらい支援事業」になるんですね。
期間限定の国のこの支援、新築・リフォームに使用するととってもお得なんです(^^)/
ヤマキシでは主にリフォーム・増改築・太陽光・蓄電池などの設置を主に行っておりますので、
今回のブログでは主にリフォームに特化した補助内容を説明したいと思います(^^)/
(※新築の場合はまた補助内容が異なりますのでご了承ください)
支援はいつから始まるの?
ヤマキシでもこちらの支援事業を受けるための事業者登録はすでに済んでいます。
ただし、営業担当用のアカウントは3月末ころ発行とのことなので、申請を行うとしたらそれ以降になります。
くれぐれも、申請はお客様が行う事はできません。事業者へご依頼ください。
「え~!!11月にリフォームしたのにー!」「12月とか1月とかの工事は対象にならないの?」ってそれくらいの時期にリフォームいただいた方はそう思いますよね。
ヤマキシで支援開始前にリフォーム頂いた客様、大変申し訳ございません。
ヤマキシとしては、ヤマキシでリフォームしていただいたすべてのお客様に受けていただきたい!と思うのですが、こればかりは、国の政策で決まったことなので、大変残念ではありますが、、、ご理解のほどお願いいたします。
工事の着工は申請後になるので、それ以前のリフォームは適用外となります。
また申請は3月末以降から開始なので、急を要するリフォームですとこの支援を受けるのは難しいというのが正直なところです。
そしてこちらの支援の予算(542億円)が決まっています。
昨年実施されたグリーン住宅ポイント制度(1094億円)の約半分しか予算が充てられていません。
予算がなくなりしだい締切になりますので、ぜひ余裕を持ってご応募下さい。
どんなリフォームが支援を受けられるの?
以下の(1)~(8)に該当するリフォーム工事等を対象とします。
ただし、(4)~(8)については、(1)~(3)のいずれかと同時に行う場合のみ補助の対象となります。
また、申請する補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象になりません。
※なお、建材・設備メーカー等が元請けとなり、自社の対象製品を用いて自らリフォーム工事をした場合は対象になりません。 ※店舗併用住宅の場合、住宅部分以外のリフォーム工事は対象外となります。 例えば、店舗部分に設置するトイレ、事務所に設置するエアコンなどは対象外となります。
(1)開口部の断熱改修
ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換・・・2,000円~32,000円/枚or箇所
(2)外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
外壁、屋根・天井、床(部分断熱の場合)・・・36,000円~102,000円/戸(18,000円~51,000円/戸)
(3)エコ住宅設備の設置
太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯機・・・24,000円/戸
節水型トイレ、節湯水栓・・・5,000円~19,000円/台
(4)子育て対応改修
家事負担軽減
ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、宅配ボックス・・・10,000円~20,000円/戸
防犯性向上
外窓交換、ドア交換・・・17,000円~43,000円/箇所
生活騒音への配慮
ガラス交換、内窓設置・外窓交換、ドア交換・・・2,000円~32,000円/枚or箇所
キッチンセットの交換を伴う対面化改修・・・86,000円/戸
(5)耐震改修
耐震改修工事・・・150,000円/戸
(6)バリアフリー改修
手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、ホームエレベーターの新設、衝撃緩和畳の設置・・・5,000円~150,000円/戸
(7)空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置・・・19,000円~24,000円/台
(8)リフォーム瑕疵保険等への加入
7,000円/契約
国土交通省のホームページより引用 令和3年12月27日時点
詳しくはこちら 国土交通省ホームページ をご確認ください。
補助金を受ける条件や申請は?
【補助内容】
リフォームでは世帯の属性などにより変動しますが、30万円~60万円の補助金が交付されます。
新築は子育て世代(夫婦いずれかが39歳以下)という条件ですが、安心してください!
リフォームは世帯を問わず対象です!
ただし、補助額が5万円以上となる場合に申請可能となります。
【対象とする期間】
交付を受けられる期間についてですが、令和3年11月26日から令和4年10月31日までに締結した工事に限定されています。
【申請期間】
令和4年3月頃~遅くとも令和4年10月31日(予定)
※申請の締め切りは、予算の執行状況に応じて公表していますので、チェックしてくださいね。
ヤマキシでリフォーム!支援を受けるならこれ!
必須となる工事の中で、オススメのリフォームをご紹介します。
内窓・断熱改修
内窓(LIXILインプラス)は、「断熱効果」「結露軽減」「遮音効果」「UVカット」「侵入抑止効果」「経済性」の6つのメリットがあります!
内窓をするとしないとでは約7度の差が出るそうです。
これにより冷暖房の電気代や灯油台を無駄に使いすぎる事がありませんね。
お風呂などの小さい窓(0.1㎡以上0.8㎡未満が条件)でも該当するので、1カ所あたり14000円の補助金がもらえます。
ヤマキシで施工する場合、ふかし枠などが必要な場合を除くと約3万円前後で施工できますので、およそ半額の金額で施工できるチャンスです!
但し、補助金は5万円以上からが対象ですので、組み合わせて施工してくださいね(^_-)またこちらの内窓施工は必須工事の中に含まれます。もし他の工事で必須工事が含まれていない場合は、こちらを組み合わせてみても良いのではないでしょうか?
節水トイレ
2021年の次世代住宅エコポイントやグリーン住宅エコポイントでもご利用された方、多いのではないでしょうか?
トイレは17000円~19000円も補助が出ますので、お得感があります。
2000円の幅は、掃除しやすい機能がついているかどうかになります。
床下の断熱改修
断熱性能の高さはもちろん、発泡することにより現場の形状にぴったりと密着するため、 気密性の高い施工を実現させたのが、発泡ウレタン断熱施工の「アクアフォーム」!
家具の移動もなく、後期も最短1日!
75mmの厚みで、外気から守ります!
50㎡以下ですと施工は30.8万円~になります。補助額については61000円となっておりますが、こちらも部分断熱と判定されますと金額がちがってきますので一度お見積りください。
いくらまで補助は受けられるの?
原則、1戸あたり30万円が上限となります。
ただし、子育て世帯または若者夫婦世帯・既存住宅を購入してリフォームを行った場合などに限り、補助上限の引き上げがあります。
こちらは細かい規定がありますので、こどもみらい住宅支援事業のHPでご確認ください。
どのように申請するの?
基本的に、工事を請け負った事業者が申請します。
必要な書類は事業者に求められたらご提出をお願いします。補助金の還元は、お支払いが確認できた場合、還元する仕組みになっています。
交付申請の期間は2022年3月下旬 から開始です。リフォームする際には、営業担当者へ「こどもみらい支援事業を受けたい」という事を前以てお知らせください。
この機会に是非、お家の修繕、リフォームをお考えの方は、こちらの支援をご利用ください!