【侵入者からターゲットにされない!】家の防犯対策に注目すべき点は?!

広域連続強盗・殺人「ルフィ事件」の影響から家の防犯対策に注目が集まっているそうです。
石川県内でも意識して防犯対策するようになり、ホームセンターでも防犯グッズコーナーなどが設けられています。


オレオレ詐欺ルフィ事件などから、狙われやすいのは一人暮らしや高齢者世帯を中心にしたお家です。
犯罪に巻き込まれにくい状況を作り、悪質犯のターゲットにならないよう未然に防ぎましょう!


そこで今回のブログでは、悪質な集団や侵入者に狙われないよう、事前にできる対策をご紹介したいと思います!

【ヤマキシ新加賀店の防犯コーナー】 センサーライト色々種類あります!

警察庁『犯罪統計(令和4年1~12月分 確定値)』によると、2022年、刑法犯の認知件数は60万1,331件。前年から5.8%増で、20年ぶりに増加となったそうです。


コロナ情勢が緩やかになり、行動制限も解除された結果、反動増とみられています。20年ぶりに刑法犯が増加し、なんだか安全だと思っていた地域でも、治安が悪くなったと感じてしまいますね。

侵入者の心理

侵入者はどこを下見するのか?

窃盗は刑法犯件数の中で全体の48.2%を占めているそうです。(※令和3年警視庁統計)

警察庁公表のデータ住まいる防犯110番によりますと、

空き巣の約54.3%は事前に家の下見を念入りに行っているそうです。


何時になったら家を留守にするのか?
すぐ逃げやすい立地かどうか?
近所からの見通しは?
お金がありそう?などなど・・・


その他にも、


・足場になるものがあるか?
・窓のクレセント錠の位置が開けやすいか?
・ベランダに上りやすいか?
・近所付き合いはどうか?
・通行人が少ないか?
・逃げ道・ルートはあるか?


これらは下見の際にしっかり調査しているそうです。


足場になるようなものは撤去し、家の周りをスッキリさせておきましょう。
目隠しになる木々は剪定をしっかり行い、家が隠れないようにしておきましょう。

侵入者がつけるマーキング

侵入者は下見の際に、女性の一人暮らしや、高齢者だけの世帯、日中の不在をなど示すマークをつけることがあります。マーキングとは、空き巣がその家や住人に関する情報を暗号やメモにして残すことです。

例えばこの写真を例に挙げて説明しますと、「FS0917]の意味は、

F・・・女性

S・・・一人暮らし

09・・・9時

17・・・17時

「女性一人暮らし9時から17時まで不在」と言う意味になるそうです。このマークの意味はそれぞれ侵入者によって違います。
表札・玄関まわりよく観察し、不審なマークやシールがあったらすぐ消しましょう。またマークを証拠として写真を撮っておき、近所の人たちとその情報を共有することで、侵入者は入りにくい地域と感じます。

※写真はイメージです。マーキングについて参考・ホームセキュリティALSOKホームページより


①ドアの防犯対策

まず、防犯対策の1つとしてご紹介したいのが、玄関ドアや勝手口などのドアです。


侵入者はわたしたちには想像もできない手法で簡単にドアを開けて入ってきます。
特殊工具をカギ穴に入れて錠を短時間で開ける「ピッキング」、ドアと壁の間にバールなどを押し込み無理矢理カギを破壊する「こじ破り」、採光部のガラスを割って手を差し入れてカギを開けてしまう「サムターン回し」などが代表的な手口です。

参考:YKKapホームページより

ドアに2つ以上のカギがかかっていると泥棒は嫌がります。補助錠を設置したり、錠破れに強い丈夫なドアにリフォームすると安心です。

近年ではオートロックの玄関ドアも人気です。

2ロックや多点締りのドア
携帯やリモコンキーで施解錠することのできる玄関ドア。 参考:LIXIL FamiLock
セキュリティサムターン 外出時や就寝時に外しておけば、万一ドアや窓ガラスに穴をあけられても開けられる心配がありません。


ドアを閉めっぱなしだと換気できなくて気になるという方には、ドアの鍵を閉めたまま光や風を通す「採風ドア」というドアがおすすめです。

施錠したまま自然風を採り入れるので、とってもエコ! 防犯とプライバシーに配慮しながら爽やかな風を採り入れ、こもった熱や湿気、ニオイなどが溜まりにくくなります。(参考写真:三協アルミホーム)


玄関まわりについてですが、郵便受けに新聞や手紙が溜まっているのも危険です。旅行などで留守にする場合は、新聞をとめておきましょう。



②窓の防犯対策

侵入口の約6割は窓からと言われています。ドライバー1本あれば5分ほどで簡単に侵入することが可能なんだそうです(ビックリ!)特に1階部分の窓は注意が必要です。


侵入者は、窓の一部を割り、そこから手を入れてクレセントをまわして開錠します。ドアと同じように窓に補助錠をつけるのも対策の1つですが、薄い窓1枚のままですと、効果はそれほど見込めません。


しかし、2重窓や防犯ガラスだと、どちらも窓をわるまでに時間がかかるため、大変侵入しにくい状態になり、侵入者にとっては非常に「嫌われる窓」となります。

2重窓の設置 断熱効果や防音にも有効です♪(参考:LIXILインプラス)
2枚以上の合わせガラスになっている防犯ガラス(参考:LIXILレガリス高性能5層ガラス)

「戸先錠」の窓なら窓を閉めると同時に鍵がかかるので戸締りの手間も少なくて済みます。

窓とカギの開け閉めがワンアクションで操作できる! 【閉める➡施錠 開ける➡開錠】


また今年度、窓のリフォームは国の補助金対象となっています。国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携により3つもの補助金支援が盛り込まれました。ぜひこの機会におすすめです。


「破れない網戸」と、「格子」や「シャッター」・「雨戸」の設置もおすすめです。

破れない網戸 ペットがいるおうちにも安心。網戸に施錠しておくと窓を開けたまま外出もOKなんだそうです。
シャッター
窓の格子

破れない網戸や格子は、開けっ放しでも安心です。常に換気が出来るのもうれしいポイントです。また、暴風から守り、外気の寒さをシャットアウトしてくれるシャッターもとても頼もしいアイテムです!

③センサー付きライトの設置

勝手口や窓付近にセンサー付きライトを設置しておくと、異変を察知しやすくなります。侵入者は、誰かに気が付かれるのを嫌がります。

また最近のセンサーには防犯カメラなどがついているものもあります。カメラに気が付くと事前に侵入を防ぐ可能性が高まります!

センサーやカメラは、侵入者に気が付がつかれやすい場所と、死角になる場所、合計2回所以上に設置しておくとより効果は高まります。

④カメラ付きインターホン

高齢者のみのご自宅の場合、カメラ付きのインターホンは強い味方です。
侵入者は下見の段階でインターホンを鳴らして様子を見る可能性があります。

最近のインターホンはカメラ機能だけではなく、ボイスチェンジ機能のついたものもあるので、女性の声を男性の声に変換して応答できるそうです。


また夜間でも、LEDライトのセンサーが付いていたり、人感センサーによって一定の距離に近づいてきた人がいたら録画を開始する機能がついているものもあります。

インターホンにカメラががついていると侵入者は嫌がりますので、是非取り入れてほしいですね。



空き巣などの被害に遭うと、大切な財産を失ってしまうとともに、「自宅に見知らぬ者に侵入された」という精神的に大きなショックを受けることになります。
普段からドアや窓に対する「防犯対策」や「戸締り」を心掛け、出来る範囲で防犯対策を事前に行っておきましょう!


ドアや窓から防犯対策!お近くのヤマキシまでご相談ください。
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