物置選び・設置で失敗しないポイント公開!

春になるとお子様の新しい自転車や、ゴールデンウィークに向けて買い足したキャンプ用品などの物が増える傾向です。

それに交換したスノータイヤの置き場所や不要になる除雪用品を片付け場所も確保しなければなりません。

・・・なので、春間近になるとヤマキシでは物置がよく売れます(笑)


そこで、今回のテーマは、こちら!!

物置選び・設置で失敗しないポイント!

物置のサイズについて

ご自宅の敷地内に物置を置く場合は、安全に設置するためにいくつかの注意点があります。

ご購入前には必ず調査してくださいね!!

施工会社へ相談して一度事前に見に来てもらえれば一番安心です。

(もちろんヤマキシでもお見積り・ご相談は無料で行っておりますのでお気軽にお問合せください!)

物置スペースにプラス、10cm以上の余裕が必要です!

物置を設置するとき、壁などから10~20cmほどの余裕が必要になります。


屋根の寸法は土台よりも大きめに設定されていることが多いので、その分も考慮してスペースを多めに確保してください。


また高さに関しても(※1)基礎ブロック分の10~20cmは必要になります。


お家のひさしや、出窓にも注意してみてくださいね。木や障害物がないかもよく見てください。


間違っても物置と同じサイズのスペースしか確保していなかった!なんてことがないように。

※1
基礎ブロックは何故必要?
ブロックは物置と地面との間に隙間をもうけることで通気性が良くなります。
雨水が直接物置底部に触れることを防ぐことで長期的な耐久性の維持につながりますので必ず設けてください。


また、物置によっては開き戸タイプのものは、前方にしっかりスペースがないと開閉ができません。こちらも注意が必要です。

開き戸タイプの物置

長期間つかうことを考えると、物置はライフスタイルの変化によりしまう物も量も変化します。

スペースに余裕がある場合は少し大きめを選ぶと良いでしょう。

物置の設置場所について

物置を設置する際に、置いてはいけないところがあります。


・建物の屋上
・バルコニー
・避難通路
・屋根から雨水・雪が直接落ちてくる場所
・崖のふち
・風当たりの強い場所
・屋根やひさしがぶつかる場所
・排ガスの発生する給湯器などの付近


特に石川県・福井県は豪雪地帯です(今年は当てはまりませんが)ので、母屋の屋根からのまとまった雪が落ちてくる場所は避けてください。



排ガスの発生する付近も注意が必要です。直接、物置は排ガスを浴びることで腐食する原因となります。また物置を設置したことにより、排ガスの逃がし場所を失い、トラブルも起こしかねません。


また風通しのよいところへ設置したためにお家の風通しが悪くならなったという事がないようにしましょう。


それから一番肝心なのは、お隣さんとの距離です。

お隣の窓の近くに設置してしまうと、遮光してしまい、お隣さんとのトラブルにつながります。

設置可能かどうか自信がないときは施工業者(ヤマキシ)へ事前にご相談ください!


使用上の注意

施工会社さんへ依頼して設置した後も注意が必要です。

使用前に必ず取扱説明書を熟読し、安全にお使いください。


屋根にものを乗せたり、登ったり、 ぶら下がったりしないで下さい。
ご自分で改造はしないでください。 必ず専門家へ依頼ください。
物を立てかけたりしないで下さい。
規定以上の重さは入れないで下さい。 規定内で重量物を収納する際は足部分 に丈夫な鉄板などを敷いて集中重荷を 避けましょう。
飲食物・穀物・漬物・ペットフードなどの小動物に荒らされる危険がありますので十分に配慮してください。
物置は雨風はしっかりと防いでくれますが、気温差や湿度はどうしても防ぎにくい構造です。思い出の品や絵画など大切なものの収納には向いていません。



物置、申請は必要?

プレハブ製だし、地面に置くだけだし、申請なんていらないんじゃないの?と思いますが、原則、建築物となりますので原則は申請が必要です。


市役所や確認検査機関などに設置する前に建築確認申請が必要となります。


ただし、申請が不要な場合もあります。


増築に当てはまり、増築規模が床面積が10㎡以下であり、防火・準防火地域以外であれば、申請は省略しても良いことになっています。

消費者のための家づくりガイドより抜粋
※防火・準防火地域は市町村の都市計画などで確認できます。


申請や設置場所について少し面倒ですし、難しいですよね。。。


ヤマキシでは建築士をはじめ、大工、設備、電気、内装の職人が当社の社員として所属しております。

お見積りや無料相談の際に、お気軽にご相談いただければ大丈夫ですよ!!

専門家より注意点

ヤマキシ新加賀店のリフォーム専任者、川嶋サブチーフです。この道のベテランです。

今回、ちょうど午前中に物置の設置工事をしてこられました川嶋サブチーフに物置設置について施工側としての注意点や、お客様へアドバイスなどを聞いてみました!

大雨の中、大変ご苦労様でした。。。


Q.物置はどこに設置するのがベストですか?

A.基本的に、水平な所ですね。
それから、コンクリ―トの上がいいです。しかし、コンクリートではない場合はアンカー工事など転倒防止工事が必要になりますので、、、私にお任せしていただければ大丈夫ですよ!(笑)


Q.物置を買ってポン!と置くだけではダメなんですね。

A.そうですね。台風や強風の時もありますし、しっかり安全に設置しないとご近所にもご迷惑がかかることになりますからね。


Q.他に設置条件としてアドバイスはありますか?

A.設置する場所ですが、窓の前は絶対にやめておいた方が良いです。どうしても場所がない場合は、窓を覆う大きさではなく、サイズで選ぶことが大事です。


Q.コンクリ―トの上で窓が覆いかぶさらない安全な場所だと、車庫とかでしょうか?

A. 車庫はたしかに屋根もありますし、タイヤ交換などの際には便利かもしれませんね。
でも、ご家庭によるかと思います。ゴルフやスキーを楽しまれる方ですと、玄関横にあった方がいいパターンもあるでしょうし、分別ごみを入れたいという方はキッチン横の勝手口近くの方が良いかと思います。
要はご家庭の生活の導線で考えていただければ良いかと思います。


A. お客様へ物置を設置する際にこれだけは注意してほしい!という事ありますか?

A. そうですね。一番気を遣うのはお隣さんとのトラブルです。私有地だからといって物置を設置することでお隣さんの家の遮光になるのは避けた方が良いですね。どうしても土地の関係上、仕方ない場合はお隣さんに許可を頂いてからの方が良いでしょう。また覆いかぶさらないサイズを選ぶのも良いかと思います。
また私は施工する際、必ずお隣さんへ「ご迷惑をおかけすると思いますが、一日よろしくお願いいたします。」とご挨拶させていただいています。
施工は家を建てるほど長くはかかりませんが、材料を運んだり組み立てたりする音も気になるものです。事前にご挨拶することでトラブルになりません。できれば、お客様からも事前にお隣さんへ一言お断りしておくこと方が良いかと思います。


A.いま一番売れているまたは川嶋サブチーフオススメの物置はどれですか?

A. 私のオススメはもしスペースがある場合はイナバ物置のNXN-50Sというシリーズですね!
奥行きがあり、物がたくさん収納できるというのが魅力です。じつは数年前、私はこれより一回り小さい物置を購入したのですが、奥の物を取り出したいときに、一度全部手前の荷物を出さないと取り出せなくて大変困りました(笑) しっかり整理整頓し、物がどこにあるのか把握できる方なら小さい物置でも大丈夫ですが、、、大きい物置は歩くスペースもありますし、日ごろ収納するにはやっぱり大きい方が便利かな、と思います。

またこの物置は棚板もしっかりしていて、丈夫なので安心です。施工取り付けもシンプルなので施工に時間がかからず、その分お客様の負担も減るかと思います。

イナバ物置のNXN-50S

その他の物置をご紹介

近年の物置はバリエーションがとっても豊富です!!


ゴルフバッグやスキー用品を入れる専用の高さのある物だけを収納する方によくお問合せがあります。

それから灯油のストックを収納する方も多いですね。

玄関横に置くスペースあればとっても便利です!

ヨド物置EROミニ

こちらは左右どちらかにオープンスペースが設けられている物置です。日ごろは自転車やバイクの置き場所にもぴったりですね!

DIYを楽しむスペースにしたり、日よけになるので夏は写真のようにお子様の水遊びにも活用できますね。

ヨド物置エルモコンビ

↓クリックでヤマキシの物置の施工事例がみれます。金額や施工時間など目安にしてくださいね。

春に物置を!とお考えの方、ぜひ一度ヤマキシまでご相談くださいませ!

来店予約で500円ヤマキシお買物券をプレゼント中!!

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