雪が降る前に!チェックしておきたいお家のポイント!

あっという間に寒くなり、休む間もなく冬の到来ですね。

年末に向けて忙しい日々ではありますが、雪が降る前にぜひ一度おうちの点検をおすすめいたします。

ヤマキシでは雪が積もり始めると、劣化して傷んでいた部分が積雪や強風などにより、急を要する修繕のお問合せが多くなります。


お困りの様子ですので、なるべく早く行きたいのですが、同時期に何件もご依頼があった場合、どうしても順番を待っていただくことになります。

また、すぐに担当者が見に行けたとしても、部品の取り寄せなどに時間がかかる場合もあります。


待っている間に、壊れた部分の劣化はひどくなりますし、不安になるかと思います。
そんな思いをしないためにも事前に細かくチェックして、雪が降る前に不安な部分を一掃しておきましょう!!


実際、4年前の北陸を襲った大雪被害でも当社に大変たくさんのSOSの電話がありました。
記憶に残る2018年2月の豪雪は、福井県・石川県は本当に大変でしたよね。

物資がなかなか届かず、交通・ライフラインにも大きな影響がでて、しばらく不安な日々だったかと思います。


2022年の北陸の雪事情

今年度の積雪量はどう予想されているのでしょうか?

日本の冬の長期予想では、西日本を中心に例年より寒くなるかもしれないと予想されています。

気象庁は12月から翌年2月にかけて、上空の偏西風が平年よりも南側で流れるため、西日本側は寒気が流れやすくなるそうです。

2018年ほどの大雪にはならないかもしれませんが、無事に快適な冬を過ごせるよう、今から準備しておきましょう!!

雪が降る前に修繕した方がよい例

実際にあった被害の一部、そして急いで修繕をしたほうがよいパターンをご紹介いたします。
(※写真は実際にヤマキシでリフォームする前の写真です。)

こちらを参考に一度点検してみてください。

ポリカ波板屋根修理・その他の修繕

【洗濯物干場の屋根】元々、垂木も腐っています。このような状態で冬を迎えては大変危険です!
【ベランダの屋根】耐風被害で部材が飛んで行ってしまったパターンです。部材が届くまでに時間もかかりますのですぐ修繕を依頼してください!
【外壁の劣化】破れていたり、壊れている部分から雨風雪が入ってくる状態です。中にあるものが道路に飛ばされると大変危険ですのですぐに処置を!
【波ポリカの劣化・有無】波ポリカが劣化して剥がれ、無くなった状態では、残ったポリカが風で吹き飛び、大変危険です!

屋根劣化・ズレ・雨漏り

【屋根瓦の亀裂・瓦の有無】このように瓦がない部分があったり、ズレていたりしたら大変危険です!
【水切り熨斗の劣化・ズレ】雨漏りが見られたら屋根を疑ってください。外壁をつたった雨水が、屋根と壁の境から建物に入らないようにする役目の箇所が無かったり、劣化によりズレている場合があります。
【軒先の瓦のズレ】 ずれたままにしておくといつ落ちてくるかわかりません!すぐに修理を依頼してください!
【カーポートの屋根の劣化】瓦だけではなく、カーポートなどの屋根のサビがひどい場合は、雪の影響での劣化を防ぐために幕板塗装を施して修繕しておきましょう。

雨樋などの劣化・ズレ

【雨樋が外れた】雨を受け止めてくれる雨樋ですが、外れかかったりすでに外れていませんか?
【雨樋の掃除】雨樋に葉っぱや虫など冬が来る前に掃除して取り除いておきましょう!
【軒裏の劣化】軒裏も要注意です!
【軒裏の塗装の剥げ】ケーカル板などの場合、板金などにすることでメンテナンスも楽になります。

雪止めの点検・設置

「雪止め」は積雪対策のひとつです。

雪止めがない方が、スムーズに雪が屋根から落ちてくれるから、屋根への負担は軽いんじゃないの?と思われがちですが、雪は小出しに落ちてくるわけではなく、どっさりまとまってから落ちてきます。

屋根に雪が積もっていたら屋根の下は大変危険です!

どっさり落ちてくると、雪の重みで雨桶が折れたり、軒下にいる人に直撃したり、もしカーポートや物置などが屋根下に設置されていたら、積もり積もった雪の重みの上に、さらに屋根からの雪がのしかかるため、非常に危険な状態となります。


太陽熱などで雪が水になった状態で下に落ちてくると、軒下への影響は少なくて済みます。
そのため、雪止めは大変重要な役割を担っているんです。


雪止めがあるかどうかなどのご自身での点検は大変危険ですので、必ず専門家にご依頼ください。

「雪止め」は大切な役割を担っています

その他の劣化

【フェンスの劣化】サビついたフェンスはいつ崩れるかわかりません。
【門扉・ゲートの劣化】前年の雪でズレて修理が必要です。そのままの状態にせず修理を依頼ください。
【シャッターの修理】車庫のシャッターに車を当ててしまっていたり、風などの被害で閉まらない場合も修理が必要です。
【パーキングブロックの劣化】雪の影響でパーキングブロックが割れたりズレたりしている場合があります。これ以上劣化させないためにも早目の処置をおすすめします。
【給湯器が壊れてお湯が出ない】給湯器は寒くなると負荷がかかり、経年数が経っているものは壊れやすく、突然お湯が出なくなります。10年経っていたらお取替えをおすすめ致します!
【ストーブの芯の交換】旧型のストーブだと部品がなくできない場合もあります。まずはお近くのヤマキシまでお問合せ下さい。(※メーカー・品番などを電話でお伝えください。)

毎年、冬になると悩む問題・・・

そのほかにも、急を要しないけれども、冬になると窓の結露がすごくてカビだらけになるというお悩みや、冬にお風呂が寒くてつらい・冬場の電気代の心配などもあるかと思います。

余裕があれば、暖房器具の見直しを行う事で結露問題や電気代の消費を緩和できます。

暖房器具の中でも石油ストーブ・ガスストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターは燃焼時に大量の水蒸気を発生するので、湿気を伴ないます。


部屋から暖かい空気を逃がさず、かつ冷たい外気の影響を防ぐ2重窓の設置がおすすめです。


エアコンは結露が軽減されるのでおすすめですが、高気密住宅の場合は乾燥気味になるので、加湿器などを用いて解決しましょう。

またエアコンで暖められた空気は部屋の天井付近に流れてしまいます。サーキュレーターを上に向けることで、暖かい空気を循環させ、効率的に部屋を暖めることができます。



外の室外機も夏の直射日光を浴びて劣化していないか確認して下さい。
フィンの部分にホコリやゴミが詰まっていると、エアコンの効率は落ちてしまいます。


夏の間使用したエアコンと室外機は、雪が降る前にしっかりメンテナンスしておきましょう。


小さな暮らしの悩みも、毎日続けば大きなストレスになります!

工夫することもはもちろん、雪が降る前に前以て準備することで、寒い冬を快適に過ごせるようになります。是非一度お家の点検をしてみてはいかがでしょうか?


「雪囲い」をご存知ですか?

毎年、福井県の永平寺寺では修行僧たちが、この時期「雪囲い」を設置して冬に備えるそうです。

積雪で建物が傷んだり窓ガラスが割れたりするのを防ぐため、竹すだれで建物を覆う作業です。

雨戸だと部屋が真っ暗になるので抵抗があるという方には、雪囲いはおすすめです。

窓を覆うことで暖熱効果もあり、省エネ。何といってもお手頃です!

DIYが苦手な方は、ヤマキシでは「雪囲い」も施工可能ですのでどうぞご相談ください。

※写真は新加賀店です(見本)

自転車置き場や広緑などに設置することで雪被害を防ぐことができます。※写真はイメージです↓

縁側や広緑に。
自転車置き場に。

ママさんダンプ・雪スコップも大量入荷しています

雪が積もる前にぜひ、ご用意ください。車に小さめをひとつ積んでおくと安心ですね(^^)/

写真は新加賀店です。価格はその時期のものになります。

ママさんダンプ
雪スコップ
ポリスコ
灯油缶


リフォーム・修繕のご相談はいつでも無料です!お気軽にどうぞ(^^)/

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