トイレリフォーム★トイレの種類・素材・機能・使ってOKなトイレ用洗剤などもご紹介!

近年のトイレはたくさんの異なる機能があり、どれが我が家に合っているのかわからないですよね。

ランクは機能があればあるほど高くなる傾向ですが、最近はメーカーさんのほうで素材にもこだわっています。またマンションなどのトイレスペースが限られている場合のトイレなども開発されており、形や大きさも様々となっております。

そこでトイレについて徹底調査してみました(^^♪

まずは、トイレの素材について

 便器の多くは陶器製が使われています。

陶器製のトイレのメリットは耐久性・加工性の高さと薬品への耐性になります。体重の重い方が乗っても陶器ならなかなか割れることがありません。


ただし、床と便座の間に施されているパッキンなどの部品は劣化するので、そのタイミングでのリフォームは必要になります。


また陶器製のトイレは、便器特有の複雑な形を形成することができます。大きな型に流し込んで形成する工程になりますが、加工費が安価で済みます。丈夫で安価であれば普及も高まります。


 しかし近年は、陶器製よりさらに汚れがつきにくく、また汚れが落としやすい表面加工が施されている素材がどんどん開発されています。多くのメーカー各社は今「樹脂製便器」に力を入れています。


「樹脂製便器」は、トイレの汚れの中でもっともやっかいな「水アカ」を防ぐ効果が高く、またユニークな機能を付加できるという利点があります。


こちらはメーカーごとの新素材です↓

メーカーの新素材

TOTO【セフィオンテクト】 陶器表面の凹凸を100万分の1㎜のナノレベルでツルツルに仕上げているので、菌すら入り込めない!そのため汚れが付きにくい。
LIXIL【アクアセラミック】 汚れを浮き上がらせる特徴があり、黒ずみの原因となる水アカを付着させない。銀イオンにより、黒ずみの原因となる細菌の繁殖を抑える。
Panasonic【有機ガラス系スゴピカ素材】 ぬめりや黒ずみの原因となる水アカがつきにくいので、汚れがたまりにくい。割れやヒビに強い。水族館のガラスなどにも使用されている。

素材によって使える洗剤がちがう?!

 トイレを掃除する際に洗剤を使用しますが、じつは素材によって使用できる洗剤の種類が違う事はご存知でしょうか? 陶器は酸性洗剤で、溶けたり錆びることがないので気にすることなくお手入れが可能ですが、金属やプラスチック製のトイレには酸性の洗剤は使用できません。

新製品はどうでしょうか?調査してみました!


TOTO【セフィオンテクト】……トイレ用中性洗剤使用可能。トイレ用表面コート剤や洗浄剤はセフィオンテクト表面をコーティング剤や洗浄剤成分が覆ってしまい、防汚性能が発揮できなくなるためオススメしていない。 金属ブラシや研磨剤入りのナイロンたわし、紙やすりなどは表面が傷つくので使用不可。ナイロンブラシやスポンジブラシで磨くと良い。


LIXIL【アクアセラミック……トイレ用中性洗剤使用可能。強いアルカリ性の洗剤・漂白剤・研磨入り洗剤・フッ素系洗剤・撥水作用のある表面コート剤・金属のブラシは使用不可。


Panasonic【有機ガラス系スゴピカ素材……トイレ用中性洗剤使用可能。研磨剤入りのブラシや研磨剤入りの洗剤は使用不可。


 トイレ掃除に使う洗剤はたくさんありますが、大きく分けると「塩素系漂白剤」「酸性洗剤」「中性洗剤」の3種類がありますが、新素材はどれも「トイレ用中性洗剤」の使用が可能となっています。


中性洗剤

便器の内側から外側、床や壁、毎日の軽い掃除に便利。肌にも優しい洗剤。『トイレマジックリン』や『まめピカ』などが有名。

マジックリン
ルックのまめピカ

 トイレ用洗剤の裏面には必ず【中性・酸性・アルカリ性】のどれかが書かれています。使い方や組み合わせを間違えると、「汚れが落ちにくい」「素材を痛める」 「有毒ガスが発生する」などのリスクがあります。必ず事前に確認の上使用してください。


ちなみに、以下は塩素系漂白剤と酸性洗剤を代表するトイレ用洗剤です。

【塩素系漂白剤】・・・ルックやドメスト
【酸性洗剤】・・・サンポール

※塩素系漂白剤(アルカリ性)には酸素系と塩素系がありますが、 塩素系漂白剤に酸性の成分が触れると有毒ガスが発生します。 大変危険ですのでご注意ください。

どうしても昔ながら使用している洗剤が使いたい!という方には、洗剤に合わせてトイレを選ぶのも良いのかもしれませんね。


トイレの形について

近年、お店やホテルで多いのがロータンクやタンクレスのトイレ!

ロータンクとは、水洗トイレで洗浄水を供給するために一定量の水を貯めておくタンクが、便座と同じ低い位置にあるタイプのことをいいます。タンクレス便器とタンク付便器の中間がロータンクになります。


タンクレストイレとは、ロータンク、もしくは従来便器の後ろ側のタンクがまったくないトイレのことです。仕組みとして、タンクレストイレは水道直結で水を流すので、タンクに水が溜まるのを待つ必要がなく、連続で流すことが可能です。


どちらもデザイン性が高く、タンクが見えない分、空間が広々と感じスッキリした印象のトイレになります。また掃除しやすい利点もあります。


【ロータンクトイレ】TOTOのプレアスやGG
【タンクレストイレ】パナソニックのアラウーノやLIXILのサティス、TOTOのネオレスト

タンクレスのデメリット

タンクがあれば、その上に手洗いを設けることが可能ですが、タンクレスの場合、手を洗う場所が必要な場合は別で設けなければなりません。

タンクのあるとトイレはタンク上に手洗いが設置されているのに対し、タンクレスは手洗いがありません➡

タンクレスは別で手洗い場を設ける分、トイレ単体で施工するより費用は高くなります。

トイレの機能について

 ここからは、最新のトイレについているユニークな機能や便利な機能についてご紹介させていただきます(^^)/

パナソニックのアラウーノ

市販の台所用合成洗剤(中性)を予めセットしておくと、自動でタップリの泡がセットされ、細かい泡により便器内がキレイに保つことができます♪

泡が「トビハネヨゴレ」を包み込み、泡のクッションで受け止めるので、まわりに飛び散らない!

男性には嬉しい機能と好評だそうです!!

またこちらのトイレ、アプリがあって、お通じの記録ができるそうです♪

健康管理をしっかりサポートできる、まさに最新のトイレですね!


LIXILのサティス

なんと、こちらのトイレ、くつろぎやゆとりある空間を目的に、気分に合った音楽が聴ける「リラックスミュージック」などを搭載!トイレ空間で過ごす時間を豊かにします。

※サティスG8グレードに対応します。

シャープの商標である「プラズマクラスター」を搭載したのがLIXILのトイレ。プラズマクラスターイオンがトイレ鉢内に行き渡り、水の掛からない便座裏や便器内の浮遊カビ菌や付着菌を除菌します。





TOTO ネオレスト

「きれい除菌水」とは、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水です。


薬品や洗剤を使わず、水から作られるため安全で環境に優しいのが特徴です。特許を取得したTOTO独自の「びっくリーン技術」になります。

※LS・AS・RS3タイプのみ

 


今回のブログはここまで(^^)/
いかがでしたでしょうか?近年のトイレは清潔感はもちろん、くつろぎ空間も兼ね備えたものになっています。ぜひリフォームの際には様々なオプションを検討してみてくださいね♪

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