家の中が暑くなる「3つの原因」とは?!暑さを予防・回避・軽減する方法とは?!

梅雨が明けると本格的な暑さが始まり、暑い日が続きますね。毎年のことなら、この暑さは毎年10月中旬頃まで続きます。


まだ2か月半先までこの暑さが続くわけです。もう、本当にどうしてこんなに暑いのでしょうか?!


今回のブログでは、家の中が暑くなる原因と、夏を快適に過すための対策・リフォームアイテムなどをご紹介いたします!


是非参考にしていただき、熱中症に十分お気をつけてお過ごしください♪


家の中が暑くなる主な原因は大きく3つあります。


①窓・ドアから流入する外気からの熱

②家の中の風通しが悪い

③冷房が効いていない


これらが起こる原因と、暑さを出来るだけ回避する方法をセットでご紹介いたします♪


原因1:窓・ドアなどの開口部からの熱流入

じつは、家の中で外気の熱が入ってくる場所は、窓やドアなどの開口部になります。なんと!全体の7割も占めているそうです!

なので逆に言えば、窓やドアから外気熱が入ってこない様にすることで、家の中の温度が暑くなりにくく快適な温度に保つことが出来るということになります。

【窓リノベする】

開口部分が大きければ大きいほど太陽の熱を吸収し部屋が暑くなります。

外壁や屋根の塗装までの費用まで出せない!という場合は、窓だけでもリノベーションするだけでだいぶ暑さが軽減します。


住まいの中で熱の出入りが多い「窓」や「ドア」は、しっかり断熱することでお部屋が快適に涼しくなります。また結露なども軽減し、冷房の光熱費の節約にもつながります。


おすすめは、既存の窓に取付工事するだけの内窓です。

LIXILリフォーム大賞となった施工事例:インプラスという内窓を廊下窓全部に施工。

内窓を取り付けることで窓と窓の間に空気層ができるので、断熱効果に加え、露結や防音効果も。
施工も数時間~半日と短く、あっと言う間に施工完了します!


予算に余裕がある様であれば、ガラス窓を複層ガラスやトリプルガラスに変更すると、より効果が高まります。最近のガラスは、ほぼ100%紫外線をカットする機能である「UVカット機能」や、こじ破り・打ち破り対策にも対応した防犯性の高いガラスなども発売されています。

ブラインドがガラスの中に設置されている複層ガラス。(LIXIL)
ガラスが3層になっており、中空層にアルゴンガス入り。(YKKap)

窓リノベ現在、国から補助金も出ていますので、ぜひおすすめです!

原因2:風通しが悪い

家の中は屋根・壁によって密閉されるので、どうしても夏は熱がこもってしまいます。原因は太陽の陽だけではなく、冷蔵庫やパソコンなどの家電製品からの熱もお部屋を暑くさせる原因の1つです。


特に、南向き・西向きのお部屋は夕方になっても日が差し込むため、夜になっても暑く感じられます。


外出する際は、日が当たりやすい部屋は、日中はカーテンを閉めてなるべく熱が入り込まない様にしましょう。外出から戻ってきたら、窓を開けて換気を行いながら冷房をつけた方が早く涼しくなります。


もともと風通しがあまりよくないお部屋の場合、サーキュレーターや扇風機を窓向きに回すことでこもった熱を窓の外へ早く出すことが出来ます。

扇風機を活用して空気の流れをつくり素早く部屋の換気をしましょう YKKapホームページより

風の流れをしっかり作るのであればやはり窓リノベが有効です。

YKKap 窓の形を変えて風の流れを部屋に呼び入れるイメージです。

また、YKKapから 風を取り入れる箱型のひさしも開発されています。風を上手にキャッチして家の中に誘導し、自然の風を使い、空気の流れを作ります。

こちらはL字型ひさし。家に向かって吹く風の向きにより、ロの字やコの字のひさしもあります。

原因3:冷房機能が効いていない

電気代も大きく値上がりし、冷房代を少しでも節約したいところですが、やっぱり暑さには敵いませんよね。無理なさらず、お部屋を快適に保つようにしましょう。


しかし、エアコンをつけているのに涼しくない場合は、主にこちらの5つが考えられます。もし当てはまる項目があれば解決してしましょう。

①エアコンにホコリがつまっている

②エアコンの室外機が壊れている

③エアコンの冷媒ガスが漏れている

④変な音が出ているなど故障している

⑤エアコンの冷房出力が部屋の広さと合っていない

①・②については掃除などを行い、それでも改善しないのであれば、一度専門業者にみてもらいましょう。③・④は専門業者へ連絡して修理を行ってください。

⑤に関しては買い替えがおススメです。

しかし、どれも当てはまっていない場合は、部屋の日当たりの問題やおうちの立地・環境による問題も考えられます。日光が良く当たる場所に日を好む木を植える・サンシェードや簾で直接窓から日が入らないようするなどの工夫が必要になってきます。

また近年は遮熱してくれる塗装が開発されていますので、屋根や壁に外壁塗装を施すのもおすすめです。

【効果的な遮熱塗装】

屋根や壁に遮熱塗装が施されていると、最初の温度からすでに違ってきますので、当然家の中の温度も、遮熱塗装された家は暑くなりにくくなります。

クールテクト工法という工法の場合、最大で11度も差が出る実験結果もあるそうです。

サーモグラフィーでみると、クールテクト工法を施した壁はなかなか温度は上がりません。




【サンシェードを活用する】

日差しは部屋の外からカットする方が効果的と言われています。日あたりが良すぎて部屋が暑くなる場合は、サンシェード・すだれ・よしずを利用するのがおススメです!

こちらはホームセンターでも販売していますので、お手軽にご自身でも設置できます。できれば窓リノベと併用して設置するとかなり効果的です。


また夏の太陽は冬に比べて高いところにあります。ひさしがあると太陽の日差しをカットし、窓に直接当たらない役目をしてくれます。シンプルなひさしを設置するのもおすすめです。

サンシェード
すだれ・よしず
ひさし



いかがでしたでしょうか?まだまだ暑い日は続きますが、水分をしっかり摂り、部屋の中が少しでも快適空間になる様に工夫してみてくださいね!

お家のリフォーム・小工事・修理など、ご相談やお見積りは無料で承っております。是非お気軽に下記のフォームよりお問合せくださいませ。

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