お湯が出ない?!困った!お家のトラブル!

大寒波の影響について

新年明けて、北陸にやってきた大寒波。


10日からの2日間での積雪量は記録的で金沢では59cm、福井ではなんと97cmと平年の4~6倍だったそうです。(※情報:朝日新聞デジタルより抽出)北陸道では約1千台が立ち往生、学校も臨時休業となり、私たちの生活にも支障が出て大変でしたよね。


除雪が追い付かず交差点ではまった車や援護する人たち

3年前の2018年の記録的な大雪の経験からホームセンターヤマキシでは、除雪準備はもちろん、予めお客様が必要な除雪道具のスコップなど準備していました。

食品に関しては輸送トラックが到着できずパンなどの欠品があった日もありましたが、今年の大雪で除雪道具が欠品することは少なかったのではないかと思います。


しかし、大寒波の影響は除雪作業だけではありません!!

ヤマキシにご相談があった大寒波によるお客様からのSOS!

大寒波の影響でヤマキシにはお客様からたくさんのご相談やSOSの電話やお問合せが相次いでありました。

多くのお客様が積雪や風害によるお家・車庫の破損でお困りでした。


この中でも特に多かったのがこちらでした↓↓↓

※写真はイメージです。実際ヤマキシで修理した内容ですが今年の大雪が原因ではない写真も含んでいます。

屋根からの落雪で雨樋が損傷
暴風による車庫の破損
給湯器・電気温水器の不良
凍害によるドア・壁の破損
風害によるシャッターの破損
錆びてしまったオイルタンクの交換


今回のブログでは大寒波の影響によって起こったお家のトラブルの中から、最も多かった内容について書いていきたいと思います。


お問合せの中で最も多かったのが、「電気温水器の不良」のトラブル

電気温水器のトラブルが断トツのお問合せNO.1です。WEBからのお問合せではなんと8割を占めています。



不良内容としては、ほぼすべて「お湯が出ない」という内容でした。

同時期にたくさんの家から「電気温水器からお湯が出ない」ということは、やはり大寒波が大きく影響していると考えられます。


しかし、なぜ大寒波がくると電気温水器からお湯が出なくなるのでしょうか?


寒くなると電気温水器の不具合が多い理由

原因その①お湯切れ

まず、寒くなるとお風呂だけではなく、キッチンや洗面台でもお湯を頻繁に使います。

電気温水器に溜められるお湯の量は、その後家庭によりタンクの大きさで違いますが、大きく分けて3パターンに分けられます。

タンク容量はメーカーにより違いはありますが、設置したときに、まだお子さんが小さかったり、ご夫婦2人だけだった場合は、2人~4人用のサイズで設置していると思います。

10年ほど経ちますと、お子様も大きくなり、家族1人当たり使用するお湯の量も増えてきます。

お風呂だけではなく、洗面台や台所での使用も人数分増えることで、冬場にはもしかしたら4人分以上の使用量を使い切ってしまっている場合があります。

こちらはきっとお湯切れのエラーが出ているだけなので、時間がたてば解消されます。

お湯切れしてしまっても、その日にどうしても使いたい場合は、焚き増しなどでお湯を作る事はできます。

ただし、お湯を溜めるのに時間がかかります。また焚き増し分は深夜電力を使わず溜めることになるので、その分、電気料金も上がります。

お湯切れのトラブルが続くようでしたら、近々もう1サイズ大き目に買い替えることも考えても良いかと思います。


原因その②経年劣化

原因その①でお湯切れになる内容をお伝えしましたが、寒い日に使用頻度が上がるとその分、電気温水器には負荷がかかります。


それに加えて冬は水の温度も低くなるため、電気温水器の設定温度と水の温度の差が、暖かい時期よりも大きくなります。すると、お湯を作る時により多くのエネルギーを使い、またその分過剰に負担がかかってしまうのです。


今までは何ともなかった機器ですが、経年劣化により、このような負荷に耐えられず不具合を起こすことが考えられます。


設置して10年以上経過している電気温水器や給湯器はいつ壊れてもおかしくない状態なのです。


原因その③寒波による凍結

外気温が0℃以下になると電気温水器の配管は凍結してしまう可能性があります。

ヒートポンプユニットおよび貯湯タンクユニットから浴槽の循環口につながる風呂配管部分が凍結するとエラーが起こる仕組みになっています。


しかし、気温の上昇により解消することもあります。

自然解凍が待てない場合は配管を温めたりするのですが、直接お湯をかけると、配管が破裂する恐れがありますので、ご自身では行わずヤマキシへご相談下さい。

電気温水器がもう使えなくなった。その場合・・・

②の経年劣化による場合は、10年以上経っていると、メーカーではほどんどの製造部品が製造されていません。

部品がないと、修理はできないので、新しい電気温水器に交換になります。


しかし近年は電気温水器を導入しているお家でしたら、ほとんどがオール電化のご家庭ですので、エコキュートに交換することが多いです。


ガスや灯油でのお風呂に交換も可能ですが、設備に初期費用もかかります。

また灯油やガスの新規契約も必要になります。

その後の燃料の継続費用もかかるので、やはりオール電化の場合、エコキュートの方が費用は掛からない傾向です。

電気温水器とエコキュートの違い

ここで疑問に思った方も多いと思います。

「電気温水器」と「エコキュート」の違いについて簡単に説明させていただきます。


電気温水器とは

貯水タンクの中にヒーターが設置されていて、水が貯蔵されているタンク内を暖めます。水が徐々にお湯になるように貯湯します

巨大なポットと想像してください。

火を使いませんので不完全燃焼などのガストラブルを引き起こしてしまうこともなく安心です。

エコキュートとは

エコキュートは、エアコンにも使われている「ヒートポンプ」技術を利用して、空気の熱でお湯を沸かす電気給湯機になります。コンプレッサーの働きにより空気を圧縮することで熱を効率的に高めてお湯を作り、貯湯します。

電気代が非常に安くなり、概ね電気温水器の1/3程度の電気代になると言われています。

ただし設置の際のコストは高めとなっています。

しかし電気代の事を考えると、長い目で見ればエコキュートの方が断然お得でしょう。

同じようなトラブルに見舞われたらまずヤマキシへ相談を!

交換や設置にさほど時間はかかりませんが、当店に在庫がない場合、機器を取り寄せるのに最短でも2週間ほどかかります。


その間、お風呂はもちろん使えませんし、食器なども水で洗ったりしなければいけなくなり、とても生活し辛い状況になります。


そこで、ヤマキシでは冬場に電気温水器や給湯器のお問合せが多いので、予め在庫を確保しております。


お客様のご要望と一致するエコキュートがあれば、入荷を待つことなく設置が可能ですので一度是非お近くのヤマキシへご相談下さいませ。


また、少しでも調子が悪い(※特に電気温水器からの水漏れは注意ください)場合や10年以上経っている場合はお早目に交換を検討した方が良いと思います。


できれば電気温水器が動いているうちに交換した方が絶対に良いです!


ご相談はこちらからお願い致します↓↓↓


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エコキュートに買い替えご希望の方はぜひオススメです(^^♪

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